「サービス・エリア」・・・・service area。ラジオ・テレビ放送で、良い状態で受信可能な地域。 「サイマル番組」・・・・simulcastの略。ラジオとテレビで、同時に同じ番組を放送すること。 「サウンド・ステッカー」・・・・sound sticker。放送局名や番組名を印象付ける、音楽や言葉。 「サクラ」・・・・客の振りをした大道商人の仲間。歌舞伎で、桜の造花のある安席で依頼され掛け声を送る。 「サテライト・スタジオ」・・・・satellite studio。繁華街の店頭の一部に設置した衛星局。 「サブ」・・・・sub。代理や副の意。主調整室(マスター)に次ぐ各副調整室を、放送局では、サブと呼ぶ。 「さわり」・・・・義太夫節で、観客を酔わせる「聞かせどころ」のこと。他流の節回しを耳障り良く挿入する。 「シーン」・・・・scene。情景。場面。映画やTVドラマの一つの情景。種々のカットを繋げ造る情景。 「CF」・・・・commercial film。コマーシャル・フィルム。ラジオでは音楽をクロスする意。 「CM」・・・・commercial mesage。コマーシャル・メッセージの略語。そのまた略語がCM。 「死ぬ」・・・・おだやかでない言葉だが、「殺す」と同じスイッチの「生き・死に」の話。電源が切れてること。 「周波数」・・・・昔は「サイクル」といってたが、今は「ヘルツ」で用語統一をしている。AMの幅は九ヘルツ。 「主調整室」・・・・放送局の音声・映像を主に管理する室。マスターとも。付随するスタジオには、各副調が。 「ショット」・・・・shot。映画・カメラの演出用語で、一回のカメラ操作で撮影した連続一回分の場面。 「シンクロ」・・・・synchronizeの略語。映画で、撮影と同時に録音すること。同時録音。 「素」・・・・ありのまま。素顔。素通り。素浪人。スッピン。芸能用語としては「素」で踊る。素で語るなど。 「ズーム・イン」・・・・zoom inは「ZI」。アウトは「ZO」で、被写体の焦点距離の大小変化。 「スクリプト」・・・・script。映画・放送の台本。scripterは、撮影現場の記録係。 「スタイリスト」・・・・stylist。テレビ出演やCM撮影の時、モデルやその服装などをチェックする人。 「スタッフ」・・・・staff。企業では、ラインに対して言うが、芸能関係では、キャスト以外の人を言う。 「スタン・ バイ」・・・・・stand−by。放送で本番前の準備。または、準備が完了して待機していること。 「スタンバイ・サイン」・・・・待機、待て、用意せよのサインは、手のひらをお尻の横下側に、押さえるように。 「スチール」・・・・steal。映画、テレビでは映像は当然動くが、宣伝写真などでの動かない映像を言う。 「ステブレ」・・・・station breakの略語。番組と番組の間の空き時間。告知ものを局が入れる。 「スネーク・イン」・・・・フェード・インよりも、尚小さく音を入れてくる演出法。蛇が遠くから来る感じ。 「全中」・・・・全国中継の略語。NHKでは北海道・東北・関東・中部・中国・四国・九州は管内中継と言う。 「袖」・・・・衣服の袖と同じ意。ステージの脇の口から俳優が登場する、その場所を業界では袖と言う。